訪問看護師の仕事内容は、病気や怪我で寝たきりの方や、リハビリが必要な方、利用者の不安を取り除いたり利用者の家族のケアを行うために、利用者の自宅に直接訪問して、一人ひとりに合った看護を提供することが基本的な仕事となります。
あくまでも「看護師」なので、直接的に医療に携わることはできませんが、医師の指示による医療処置を行うことができます。
訪問看護と訪問介護と一番の違いは、医療処置ができることです。点滴や注射、褥瘡処置、摘便や浣腸などが主にあります。尿の管がついていても、酸素吸入していても管理さえしていれば、自宅へは帰れます。
退院して、自宅で介護することで不安はみなさんあると思います。退院すると決まっていなくても自宅に来てもらえる訪問看護ステーションに連絡して相談してみたらいいと思います。24時間対応してくれる訪問看護ステーションも今は多いと思いますし、往診と言って、近所の医師が月2回お家に診察にきてもらえます。往診と訪問看護を利用することで、安心した自宅での療養生活が送れるはずです。
ちなみにさまざまなサービスを利用しても、入院費よりも、安くつくはずです。病院での治療が安定して、本人さんや家族さんが自宅に帰りたいと考えている場合は、病院内にある地域連携室や看護師さんに相談するか、自宅にきてもらえる訪問看護ステーションに連絡してみて、まずは相談してみてください。

藤井様

ご多忙の中、有難うございます。深く感謝申し上げます。
藤井様のご回答、非常に分かりやすく、勉強になりました。
母は身体が弱いため、家で介護することに不安なことがたくさんあります。
看護師さんが週に何回も来てくれるなら安心ですね。また、お医者様も。
藤井様は、どこの御方ですか。長野なら、是非私の母を見て頂きたいです。