「こどもが自分の地域を愛してくれるように」と想いを込めた「こども食堂」
2016/02/25
ご高齢の方々を対象にしたデイサービスの業務終了後に「こども食堂」を開いている理学療法士がいる。
横浜市鶴見区のリカバリータイムズ代表の石田輝樹さん(理学療法士)だ。
約40坪の広いスペースで地域のこどもたちがご飯を食べながら笑顔を見せ、活発にコミュニケーションを図る。
石田さん
「2015年の夏に、スタッフの看護師が『こども食堂をしたい』と言ってくれたのがきっかけです。もともと私も、デイサービスにキッチンがあったので、交流スペースに使いたいという想いがありましたが、当時は特に何をするかは決めていませんでした。こども食堂の概念を知った瞬間に、感覚的に『やりたい』と思ったのです。私は一人っ子であったため、家に帰って楽しめる時間があればと、心の奥底で思っていたのでしょうね。感覚的にやりたいという直感は、多分私の経験から感じたものでもあると思います。」
こども食堂は、あくまでも「こどもが主役」だ。
石田さん
「地域の人たちに開けた食堂ですが、あくまでも主役はこどもです。私も含め大人やご高齢の方は、やはりこどもを見守る立場・役割に立ってほしい。こどもたちにフラっと立ち寄って、フワッと話せる場所を作りたいですね。自分の地域で楽しんで良い想い出を作り、愛すべき地域にしてほしい。私たちは、その愛すべき地域づくりのお手伝いをしたい。」
実際に、友達同士で食堂に来るこども達もいれば、食堂で新しく友達になるこども達もいる。
また、石田さんのこども食堂は、単にご飯を食べるだけの場所ではない。
地域の学校帰りのこども達が訪れ、宿題をしたり、“ハンカチ落とし”で遊んだり、そして食に関するお話もみんなでするのだ。
加えて、こども達が石田さんを始めとするスタッフの方々に見守られながら調理も行う。
-食に関する楽しいお話もある-
現在は、通学路でチラシを配ったり、学校や父母会に説明をすることで、こども達が集まってきている。
石田さん
「月に1回ペースで開催していこうと考えています。現在は、各回につき10~15人くらいのこどもが集まってきてくれます。小学校低学年くらいのこどもが多いですね。カレーやオムライスをみんなで作ったり、私たち世代の遊びである“ハンカチ落とし”で楽しんだりもしています。」
-みんなで料理を作る様子-
「良い想いというのは、次世代に伝えていく必要があります。高齢者の方から私たちが学び、私たちも次の世代に伝えていく。それが街づくりであるのかもしれませんね。」
と、石田さん。
次のこども食堂で、こども達はどんなお話をしながら、どんな料理を作るのだろうか。
そして将来、このこども達が、自分たちの地域についてどんなお話をするのだろう。
みんなが笑顔になる食堂は、食堂の域を超えたコミュニティスペースになるのだろうと思う。
横浜市鶴見区のリカバリータイムズ代表の石田輝樹さん(理学療法士)だ。
約40坪の広いスペースで地域のこどもたちがご飯を食べながら笑顔を見せ、活発にコミュニケーションを図る。
石田さん
「2015年の夏に、スタッフの看護師が『こども食堂をしたい』と言ってくれたのがきっかけです。もともと私も、デイサービスにキッチンがあったので、交流スペースに使いたいという想いがありましたが、当時は特に何をするかは決めていませんでした。こども食堂の概念を知った瞬間に、感覚的に『やりたい』と思ったのです。私は一人っ子であったため、家に帰って楽しめる時間があればと、心の奥底で思っていたのでしょうね。感覚的にやりたいという直感は、多分私の経験から感じたものでもあると思います。」
こども食堂は、あくまでも「こどもが主役」だ。
石田さん
「地域の人たちに開けた食堂ですが、あくまでも主役はこどもです。私も含め大人やご高齢の方は、やはりこどもを見守る立場・役割に立ってほしい。こどもたちにフラっと立ち寄って、フワッと話せる場所を作りたいですね。自分の地域で楽しんで良い想い出を作り、愛すべき地域にしてほしい。私たちは、その愛すべき地域づくりのお手伝いをしたい。」
実際に、友達同士で食堂に来るこども達もいれば、食堂で新しく友達になるこども達もいる。
また、石田さんのこども食堂は、単にご飯を食べるだけの場所ではない。
地域の学校帰りのこども達が訪れ、宿題をしたり、“ハンカチ落とし”で遊んだり、そして食に関するお話もみんなでするのだ。
加えて、こども達が石田さんを始めとするスタッフの方々に見守られながら調理も行う。
-食に関する楽しいお話もある-
現在は、通学路でチラシを配ったり、学校や父母会に説明をすることで、こども達が集まってきている。
石田さん
「月に1回ペースで開催していこうと考えています。現在は、各回につき10~15人くらいのこどもが集まってきてくれます。小学校低学年くらいのこどもが多いですね。カレーやオムライスをみんなで作ったり、私たち世代の遊びである“ハンカチ落とし”で楽しんだりもしています。」
-みんなで料理を作る様子-
「良い想いというのは、次世代に伝えていく必要があります。高齢者の方から私たちが学び、私たちも次の世代に伝えていく。それが街づくりであるのかもしれませんね。」
と、石田さん。
次のこども食堂で、こども達はどんなお話をしながら、どんな料理を作るのだろうか。
そして将来、このこども達が、自分たちの地域についてどんなお話をするのだろう。
みんなが笑顔になる食堂は、食堂の域を超えたコミュニティスペースになるのだろうと思う。
活動の概要
活動名 | リカバリータイムズ「こども食堂」 |
活動場所 | 神奈川県横浜市鶴見区駒岡5-15-32 |
活動を主催している団体名 | リカバリータイムズ |
URL 1 | http://recoverytimez.com/ |
URL 2 |