地域でお互いを支え合うための通貨とは!?
2015/12/24
誰もがお互いのことを想って助け合える循環システムが今後の日本を支えていく上では重要だと感じる今日この頃。
そこで、今回ご紹介させて頂きたいのは、東京都八王子の北原国際病院。
-北原国際病院のリハビリテーション室。光が差し込む素敵な環境だ-
-ウッドデッキでリハビリをすることもあるという-
北原国際病院といえば、ITの新たな取り組みや、カンボジアに救命救急センターを立ち上げられるなど、様々な試みをされている著名な病院だ。
北原国際病院は、地域(八王子)の活性化のために、地域通貨「はびるす」を発行している。
「はびるす」は、各種のボランティアをして頂ける方に、報酬として「はびるす」というポイントをもらえる制度であり、将来自分や家族が入院したときに、そのポイントを使えるというシステムだ。
元気なうちに誰かを支え、自分が支えられる時期がきたら、誰かに支えてもらう。
そういった地域の中での交流、そして世代間の交流を通して、地域を活性化していこうとしている。
完全なボランティアだと持続するのが大変な一方、完全な利益重視だと、利用者ニーズが見えなくなるというジレンマがある中で、このような取り組みは非常に素敵でかつ論理的であると感じる。
-はびるすの活動の1シーン-
「はびるす」責任者の作業療法士の峯尾舞さんに聞くと
「『はびるす』目当てで、ボランティアをされている方は少ないですね。自らの意思で“誰かのために活動したい”という方々が集まっているので、自然と主体性の輪が広がっていきます。ボランティアの方だからこそみえること、きこえることがあるので、定期的にスタッフとボランティアの方々との意見交換を行い、法人内の環境や体制の整備につなげさせていただいています。当法人にとって、ボランティアさんの存在は、無くてはならない存在です。」
-担当患者がボランティアに加われないか相談するOT渡部さんと、はびるす担当のOT峯尾さん-
人と人を繋げるのは、人であり人の想いである。
「一人ひとりが主体性を持って地域で支えあおう」という理念は重要だ。
ただ、理念だけでなく、それがうまく循環する仕組みも必要なのではないかとも思う。
「はびるす」が潤滑油となって、人と人が繋がり、お互いを支えあっていく。
今後も八王子の地域が活性化していくのが楽しみだ。
そこで、今回ご紹介させて頂きたいのは、東京都八王子の北原国際病院。
-北原国際病院のリハビリテーション室。光が差し込む素敵な環境だ-
-ウッドデッキでリハビリをすることもあるという-
北原国際病院といえば、ITの新たな取り組みや、カンボジアに救命救急センターを立ち上げられるなど、様々な試みをされている著名な病院だ。
北原国際病院は、地域(八王子)の活性化のために、地域通貨「はびるす」を発行している。
「はびるす」は、各種のボランティアをして頂ける方に、報酬として「はびるす」というポイントをもらえる制度であり、将来自分や家族が入院したときに、そのポイントを使えるというシステムだ。
元気なうちに誰かを支え、自分が支えられる時期がきたら、誰かに支えてもらう。
そういった地域の中での交流、そして世代間の交流を通して、地域を活性化していこうとしている。
完全なボランティアだと持続するのが大変な一方、完全な利益重視だと、利用者ニーズが見えなくなるというジレンマがある中で、このような取り組みは非常に素敵でかつ論理的であると感じる。
-はびるすの活動の1シーン-
「はびるす」責任者の作業療法士の峯尾舞さんに聞くと
「『はびるす』目当てで、ボランティアをされている方は少ないですね。自らの意思で“誰かのために活動したい”という方々が集まっているので、自然と主体性の輪が広がっていきます。ボランティアの方だからこそみえること、きこえることがあるので、定期的にスタッフとボランティアの方々との意見交換を行い、法人内の環境や体制の整備につなげさせていただいています。当法人にとって、ボランティアさんの存在は、無くてはならない存在です。」
-担当患者がボランティアに加われないか相談するOT渡部さんと、はびるす担当のOT峯尾さん-
人と人を繋げるのは、人であり人の想いである。
「一人ひとりが主体性を持って地域で支えあおう」という理念は重要だ。
ただ、理念だけでなく、それがうまく循環する仕組みも必要なのではないかとも思う。
「はびるす」が潤滑油となって、人と人が繋がり、お互いを支えあっていく。
今後も八王子の地域が活性化していくのが楽しみだ。
活動の概要
活動名 | 地域通貨「はびるす」 |
活動場所 | 東京都八王子市大和田町1-7-23 |
活動を主催している団体名 | 医療法人社団 北原国際病院 |
URL 1 | http://svrmail.kitaharahosp.com/suimy/ |
URL 2 |