けんやさん、こんにちは。

在宅領域の理学療法士、木村と申します。

お母様の体力低下、足腰の衰え、とても心配ですよね。

どのような状態なのか詳細が分からないので、あくまで一般的なお話になります。

まず、運動をしたほうが良いかという事ですが、何か医学的に制限があるといような

場合を除いては、運動はしたほうが良いと思います。

問題となるのは、その運動が何を目的にしているのかだと思います。

老人保健施設を退所された場合は、ご自宅へ戻られる方が多いので、ご自宅での生活が十分に

出来るレベルでの体力維持・向上が必要かと思います。

現状を維持するに際しても、年齢的に日々衰えていくことは仕方のない事です。

仮に、運動をしない場合、衰える速度は、運動している場合よりも速くなる傾向です。

ですので、現状維持を望むのであれば、最低限、衰える速度に負けない程度の運動は必要となります。

お母様のつらい状態を見ているのは、介護している側にとってもつらいですよね。

施設もずっと居られる施設ばかりではありません、お母様のその後の生活なども見越した対応を

していただけたらと思います。

最後に、蛇足ですが、運動ばっかりしていても思うように体力が向上しない場合があります。

やはり、栄養と運動は密接に関係しておりますので、栄養状態などの確認もしてみては如何でしょう。

けんやさん、こんばんわ。
ご家族様が辛い思いをしているのを見るのはとても辛い事だと思います。
お気持ち、察します。
辛いお顔を見るより、笑っているお顔を見るほうがご家族様だけでなく
全ての関係者にとって良い事ですよね。
歩く事が大変になってくるという事は体力や筋力が衰えてきている証拠でもあると思います。
そこからリハビリや運動を行うという事は簡単な事でもないし、きつい事でもあると思います。

結論から申しますと散歩や運動は継続するべきだと思います。
高齢になればなる程、回復するのは大変になると思いますが、回復しないという事はないと思います。
運動を継続していけば、歩く距離が伸びたり、出来る事が増えてくると思います。
運動や散歩を行っている時は辛いお顔をしているかもしれませんが、体力や筋力が付いてきて、
歩く距離が伸びた時の笑顔や出来る事が増えた時の笑顔を見る事が出来れば、辛い時のお顔を
すぐに忘れる事が出来ると思います。
８０歳というと高齢で無理は出来ないと考えがちですが、まだまだお元気でいる事が出来る年齢で
あると私は思います。
私達はリハビリを頑張って出来る事が増えた喜びやそれを見て喜ぶご家族様の笑顔を見る為にリハビリ職に
付いたと言っても過言ではありません。
辛い事を乗り越えた時の笑顔を見るためにもご家族様が一緒にリハビリに対して応援してくれる事を
期待しています。

はじめまして。
理学療法士の大橋と申します。

お悩みに対する回答ですが、やはり運動や散歩は、今後も継続して頂いた方が良いかと思います。

現在、お母様は80歳とのことですが、私の経験上、高齢になればなるほど、ちょっとしたきっかけで一気に体力や筋力が低下する方をみてきました。

きついながらも散歩をされている現状があるからこそ、現在の体力や筋力を維持出来ているのかなと想像します。
筋力も心肺機能も、ある程度の負荷を掛けることにより維持・強化が出来るのかなと思います。

ですので、今後も運動は継続されていく方が良いかと思います。
ただし、過負荷の運動はリスクも伴うかもしれませんので、あまり無理しすぎない程度に、散歩や運動を続けて行かれると良いかなと思います。

木村先生・中川先生・大橋先生

励ましのお言葉ありがとうございます。深く感謝申し上げます。
とっても勉強になりました。
運動しすぎると負担が大きくなりすぎるので、軽い運動で現状をなるべく維持していきたいと思います。
ありがとうございました。