地域で活躍する作業療法士より~肩書きではなく個人ブランドで勝負できるか
2016/03/01
大郷和成さん(作業療法士)
・NPO法人laule’a(ラウレア)副理事長
・元新戸塚病院 副技士長
・作業療法による健康を考える会 代表
・促通反復療法 講師
・日本青年国際交流機構 運営委員
・元新戸塚病院 副技士長
・作業療法による健康を考える会 代表
・促通反復療法 講師
・日本青年国際交流機構 運営委員
元新戸塚病院の副技士長(作業療法士)。元々は医療現場で働いていたが、作業療法士の可能性と地域でのニーズを感じ、独立。NPO法人laule’a 副理事長に就任。laule’aでは、障害を持つ子供たちのための放課後等デイサービス(遊びリパーク リノア)を神奈川県は辻堂で運営。また、laule’aだけでなく、内閣府の国際交流事業、かながわ脳トレ教室、鎌倉バリアフリービーチでのイベント、地域の寺子屋、各種講演など様々な地域のニーズに応えるために、活動の幅を拡大している。セラピストのキャリア支援や教育にも強みを持ち、今後は教育・育成の現場にも活動領域を拡大していく予定。神奈川県における促通反復療法のパイオニアでもある。
初対面の自己紹介ってどうしていますか?
「○○病院の××です」と言ったあと、何か補足説明をしていますか?
「理学療法士です」「リハビリテーション科の主任です」と、肩書きだけの説明になっていませんか?
自己紹介を受けた相手は
「あなたは何をやっているの?」
「病院名は知っているけどあなたの実力でやっているの?」
このようなことが気になっています。
今回は「個人ブランド」についてお話しいたします。
所属先の名前や肩書きにどの程度の価値があるのか。
名前や肩書きを聞いて「あの病院の主任だから○○が強みだろう」とピンとくる人っていますかね?
多くのセラピストと交流がありますが、所属先でその人の強みが分かることは一度もありません。
いまの時代、組織の看板に大きな意味はなく、病院・施設の名刺を持って働いているとしても、自分自身の個人の看板をどのように成長させていくかが重要になっています。
個人事業主だろうが、どこかの組織に属していようが関係なく、自分自身の「個人ブランド」を独自に展開することが大事です。
所属先の利益を無視して自分を売り込めと言っているのではありません。
自分の貢献がなければ、だけではチャンスは巡ってこないということです。
所属先の名前や肩書きの鎧を脱いだら中身が何もない。
こういう状態では、同じ看板を持つ他の誰かに代替可能となってしまいます。
活躍したいなら1日も早く脱却することが重要です。
SNS やブログなど、誰でも自由に情報発信ができる時代。
いままで情報を受信する側だった人が情報発信者となり、個人でも大きなムーブメントを起こすことができるようになっています。
自分は何者かを示して能動的に動くことが最も手っ取り早い活躍する方法です。
では個人ブランドをどのように示していくか。
3つの軸から考えます。
「○○病院の××です」と言ったあと、何か補足説明をしていますか?
「理学療法士です」「リハビリテーション科の主任です」と、肩書きだけの説明になっていませんか?
自己紹介を受けた相手は
「あなたは何をやっているの?」
「病院名は知っているけどあなたの実力でやっているの?」
このようなことが気になっています。
今回は「個人ブランド」についてお話しいたします。
所属先の名前や肩書きにどの程度の価値があるのか。
名前や肩書きを聞いて「あの病院の主任だから○○が強みだろう」とピンとくる人っていますかね?
多くのセラピストと交流がありますが、所属先でその人の強みが分かることは一度もありません。
いまの時代、組織の看板に大きな意味はなく、病院・施設の名刺を持って働いているとしても、自分自身の個人の看板をどのように成長させていくかが重要になっています。
個人事業主だろうが、どこかの組織に属していようが関係なく、自分自身の「個人ブランド」を独自に展開することが大事です。
所属先の利益を無視して自分を売り込めと言っているのではありません。
自分の貢献がなければ、だけではチャンスは巡ってこないということです。
所属先の名前や肩書きの鎧を脱いだら中身が何もない。
こういう状態では、同じ看板を持つ他の誰かに代替可能となってしまいます。
活躍したいなら1日も早く脱却することが重要です。
SNS やブログなど、誰でも自由に情報発信ができる時代。
いままで情報を受信する側だった人が情報発信者となり、個人でも大きなムーブメントを起こすことができるようになっています。
自分は何者かを示して能動的に動くことが最も手っ取り早い活躍する方法です。
では個人ブランドをどのように示していくか。
3つの軸から考えます。
①将来どんな仕事をしたいか
やりたいことをあらかじめ表明しておくことが大事です。
若手と呼ばれる方々ならはじめは完璧なものでなくてよいです。
「社会貢献の高い仕事がしたい」
「尊敬できる人の下で右腕として働きたい」
「世界に通用する人材になりたい」
といったレベルでよいと思います。
方向性を示すことで、「彼の方向性と合致しているから、今まで以上に努力ができ、成果を出せるのではないか」と思ってもらうことが大事です。
②自分にできることは何か
やりたいと同時に「何ができるのか」を明確に伝えていく必要があります。
自分のできること=自分のスキルを表すということです。
できることも完璧に確立されていなくてよいです。
実力(できる)だけではなく、可能性(できそう)に着目する人のほうが多いですから。
自分の強みが発揮できた具体的エピソードから探ってみるとよいと思います。
「○○をしたい」と宣言をし、少しずつ実力を養いながら実際に「○○ができる」というレベルまで成長できるとよいですね。
③相手にどんなメリットをもたらすか
「自分がどれだけすごいか」
「どれだけ人の役に立つか」
を一方的にアピールするのではなく、相手が受け入れやすい形にする必要があります。
「いまこういうものを求めていませんか?だったらこれがお勧めですよ」といったように、相手が主語になってることが大事です。
「訪問リハビリとして地域活動をしています」というよりも、
「訪問リハビリを通して介護士へ技術伝達を行い、生活の場での自立支援強化に取り組んでいます」といったほうがその人の可能性を感じます。
①~③のうち、他人と差別化できるものがあれば、個人ブランドになるかもしれません。
まずは自分を表現するフレーズを作ってみましょう。
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